ヒンメリとは?

ヒンメリは、「光のモビール」とも言われるフィンランドの伝統装飾品です。

スウェーデン語で "天"を意味する言葉を語源にもつ藁細工によるこのヒンメリ。

古くから太陽神の誕生祭や農耕神への収穫祭を冬至に行うヨウルの装飾品として使われてきました。

現在では、クリスマスの装飾品などに使われ、幸運のお守りとされています。

藁仕事は万国共通。


ストロースターは、ドイツや北欧諸国で愛されてきた麦藁のクリスマスオーナメントです。

特に、ドイツ南部で伝統的に作られていたと言われています。

スカンジナビア諸国でも同様のストロースターが作られており、ヨーロッパ北部で広まったようです。


日本では稲わらを使用した藁細工が、暮らしを支える生活道具として、

また八百万の神さまへの感謝を表す象徴として、注連縄などの神事で使用されています。

そんな文化も今の時代だんだんと廃れてきてしまっているけれど、

晴耕雨読、ならぬ晴耕雨編。

ときどき藁を編んでいます。

藁仕事はたのしいです。